凸凹を生きる〜変な子に生まれて

(2018/10/23:猫と靴下のかたっぽというブログ名から変更しました)一人(半人前)と一匹で考える発達障害のこと、福祉のこと、喜びも怒りも

障害者雇用で入社の際配慮をお願いした点(発達障害視点)

現在障害者雇用でパートタイムで働いています。

そもそも現在働いている会社が募集していた求人は、以前も書きましたが身体障害者内部障害者を対象としておりました。そこをダメ元で応募したので、まず私の障害がどんなものであるか説明する必要がありました。

・できることとできないこと、能力に偏りがある(単純作業の遂行能力に問題はない)

・仕事の段取りや順序付けが苦手で、どこから手を付けてよいかわからなくなる

・複数の作業を同時並行的に進めることが苦手で、混乱を招く

・過集中の傾向があり疲れに気付きにくく、休憩を取るのが下手

・雑談が苦手(仕事の手が止まってしまいズル休みしてるみたいで罪悪感を感じる、人との会話で大きな労力を消費する)

主にこんなことだったように思います。それに合わせて「このような配慮がもらえれば御社に貢献できる部分も多いと思います!」(決して「このように配慮してもらわないと働けない」といったマイナスなイメージにならぬよう。言ってることは同じでも、語句の並びで受け取り方は全然違う!)と伝え無事採用してもらうことができました。

*昼の休憩時間(一時間)は外出自由とし、なるべく'一人で'休める時間として確保したい

*飲み会の席などへの参加を自由に断らせてほしい(コミュニケーションが苦手なだけで、職場の人が嫌いな訳ではないということを理解してほしい)

*仕事の優先順位を、必要に応じて指示してほしい

*業務上での質問をする際の窓口を一人にしてほしい(複数人いると誰に聞けばいいのか、また誰の言うことに従えばいいのか混乱する)

*電話応対の業務から外してほしい(緊張が大きい)

以上のようなことを予めお願いしました。改めて列記すると「なかなか言うこと言ったなー」というか強気に出たなと感じてしまいますが、一つ一つは特に大きな負担を強いることは言ってないように思います。会社側の反応も「あ、そんなもんでいいのね」というような反応でした。かなりホッとしたのを覚えています。

もちろん一人ではここまで出来なかったです。ひとえに障害者就業・生活支援センターの担当者さんのおかげです。密に打ち合わせできたからこそ自信を持って臨むことができました。

 

国も自治体も世間も、障害者に厳しいと思う部分はたくさんあります。生きにくいし、生きるのしんどいです。でも上手に使えばほんとに助かる制度や機関はちゃんと用意されています。(私程度で利用できるのかしら)(私よりもっと大変な人もいるだろうし)って思うこと自体、既に自分の状態を客観的に正しく見立てられてない可能性が大きいと思います。困ってることに気付けない、自己評価が低いゆえに上手に助けを求められない人も多いように思います。ほんとなら福祉が歩み寄ってきてくれるのが理想なのかもしれないけど、人不足予算不足の福祉業界に現状それを求めるのは無理。

求めよさらば与えられんです。

 

お仕事のマナーとコツ (暮らしの絵本)

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↑一般企業の事務職なんて自分から一番遠いところにあると思っていた職種だったので、採用が決まった際「ヤバイ、、、服装から既にわからない。マナーも常識も何もかもわからない!」と焦って購入した本。オールカラーでイラストの柔らかさも優しく、読みやすかったです。